今回の依頼は天井裏配管からの水漏れで緊急呼び出しでした。
蒸気配管からのようで、最悪オール引き直しの惨事を想定しながら仮復旧の準備を整えて現地へ向かいました。
現場に到着して漏水状況を確認してみると…。
曲がりに穴があいて、そこからドレン水が噴き出していました。
穴あきの原因は恐らく、蒸気衝突(エロージョン)による継手内面の抉れです。
ただ、25年経過しているとは思えないほど他の部分はとても良い状態でした。
これならばと、既設管に手動でネジ切り加工を施しました。
逆に状態が良すぎて拍子抜けしてしまいましたが、何れにせよ最小限の範囲で簡単に直ってくれて良かったです。
元請様からも、滅多にお目にかかれない昭和の技術に興味深々で感心しておられました。
(株) K様
S 代表様
この度もご依頼いただき、誠に有難うござました。