今回の依頼は水中ポンプの更新です。
平成10年に井戸鑿掘させていただき、その時に設置した水中ポンプが水を汲み上げなくなってしまったようです。(※現在は深井戸施工は承っておりません)

点検すると地上スレスレのところまでは水を上げてきているようでした。
電圧、電流、絶縁抵抗値は正常でしたので電食による揚水管の穴開きを予想しました。
27年余り経過で水中ポンプの寿命もはるかに超えていますので更新で提案させていただきました。
井戸は100m掘ってあり、高台地であることから地下水位は50mほど下です。
繰り出し管もそれ以上を準備しました。

古い水中ポンプを上げてみると案の定穴が開いていて、地面に付くと同時に折れてしまいました。
水に浸かっていた部分の繰り出し管の痛みが特に激しいです。

理想を言えばステンレスポンプなので繰り出し管もステンレス管が望ましいのですが、本数が多くて費用もかなり高額になってしまうことから内外面被覆鋼管を選定させていただきました。
ガルバニック腐食対策の重要性

穴が開いた状態で長時間運転していたと思われ、井内を掻き混ぜてしまっていたことから濁りが直ぐには取れませんでした。
農業用途でもあることから日々の使用で薄くはなっていくと思いますので、ご依頼主に説明させていただき、ある程度のところで見切らせていただくことにしました。
次回の更新時には私自身もこの世にいるかわかりませんので、次世代へバトンタッチできるように井戸鑿掘データとポンプ更新記録を制御盤の中にタイムカプセルしておきました。
永くご利用いだだけることを心よりお祈り申し上げます。
I様
この度もご依頼いただき、誠に有難うございました。



