今回の依頼は浴槽のポップアップ排水栓の交換です。
新築工事の時にお世話になったお客様です。
20年が経過して排水栓の操作がいよいよし辛くなってきたので交換してもらいたいとの事でした。
実はすでに7年前の時点で相談を受けて部品を取り寄せストックしておいてもらっていました。
部品が無くなって修理も出来なくなってしまっては困るからと心配されていました。
交換後はスムーズな排水開閉が出来るようになりました。
付属していた専用締め付け工具が廃材利用感丸出しでフッと笑ってしまいました(笑
こちらのメーカー下請け製造会社は、SDGsへの取り組みの中の目標12「つくる責任 つかう責任」を見事に達成されていて素晴らしいです。
最近になって別のお客様のポップアップ排水部品を取り寄せようとしたところ、メーカーサービス依頼しか受け付けないと断られてしまいました。
こちらのお客様は直接メーカーサービスに修理依頼したところ、対応に訪れたサービスマンは直せないと手を付けずに帰ってしまったことから何とかならないかと相談された次第です。
部品は出さないし、サービスマンは直さないしでは困り果ててしまいます…。
ポップアップ排水栓の不具合はシステムバス故障の上位に位置していると思います。
新築から20年経ったらシステムバスを交換できる余裕のあるご家庭もあるでしょうが、20年と言ったら丁度その頃は子供の学費に身を擦り減らして共働きしている大変なご家庭も多いわけですから、少子高齢化対策の一環としても、製造側にはせめて替えの利かない困る部品くらいは最低限持ち続けて頂きたいなと個人的には感じます。
先のお客様は先見の明があったようで、早い段階で部品を取り寄せしておいて貰って助かりました。
N様
この度はご依頼頂き、誠に有難う御座いました。