今回の依頼は、ガス乾燥機の取付です。
暑くなってくるとエアコンの設置依頼が増えるのと同じで、梅雨時には洗濯物の乾きが悪くなるので増える依頼です。
屋内に設置するスペースがないため、屋根がある屋外へ設置するためガス配管を延長しました。
埋設となる部分は、電蝕してガスが漏洩しないように樹脂でライニングされた鋼管を使用しています。
気密試験、点火試験ともに合格です。
今回は奇遇にも給湯管の漏水が発生してしまったようです。
給湯器が燃焼してしまうほど、相当量のお湯が漏れている状態でした。
調査していくと、どうやらお風呂の洗い場下の銅管の継手辺りで漏れているのでは無いかと推察します。
台所に床下収納庫があり、潜って作業できるだけのスペースがあったことから、タイル床を取り壊して漏れている部分を探して直すより、部分的に給湯管を引き直す方向で修理させてもらうことにしました。
既設の銅管に新たに樹脂管が接続できるように、接手を設けて変換させています。
作業性が良い銅管用のワンタッチ継手もあるのですが、既設の銅管の状態に寄っては漏れる報告をよく耳にするので、当店では締め込み用の継手を採用しています。
従来のように火を使って継手をろう付けする必要もないので、床下作業などでは安全面でも優れていると感じています。
浴室の水栓を一旦取り外して穴を開けた後、接手を取り付けました。
浴室側から貫通させたパイプを外部で露出にて接続させ、防水処理を施して引き直し完了です。
メーターのパイロットもピタリと止まり、水漏れ修理完了です。
(有)F 代表様
K様
この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。