今回の依頼は配管修理です。
潅水用の配管をぶつけて折ってしまったようです。
ビニルパイプも古くなると強度が落ちてきて衝撃に弱くなります。
以前にも折れて他社にて修理された形跡がありました。
社内の方にて応急処置されてありましたが水漏れしている状態でした。

継ぎ足しソケットの真上で折れていましたので、昭和時代の技能者らが得意とした火を用いた技でコンクリートを割らずに修理させていただくことにしました。
外側の継手だけを熱して柔らかくして内側のパイプには熱を加えず変形させないようにするには焙り方に少々コツが要ります。

本来ならコンクリートを割って直管部を出して継ぎ足すのが正統派ですが、市水では無く井水配管なので邪道修理を大目にみてもらいました。
衝撃に強いパイプに変更してコンクリート補修までして根元をガッチリ固定してきましたので、次回はちょっとやそっとのことでは折れないはずです。
こちらも同じくぶつけてしまって折ってしまったようです。

異径テーズの真上で折れていました。
同様に裏技で処理しようとしましたが失敗しました…。
受口側が割れてしまいました…。
こちらも強度が落ちているのか簡単に割れてしまった印象です。

新しい継手に差し替え修理完了です。
農業関係はいまだに昔ながらの材料を使用する慣習があるようですが、通常よりも過酷な条件下に置かれていますので個人的には耐衝撃性の塩ビ管の採用を推奨します。
何度か修理を重ねる手間を考えたら、材料代の差額くらいペイできてしまうような気がいたします…。
(株)T担当W様
この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。

