‏今回の依頼は水道管の水漏れです。

駐車場の土間コンクリートが、いつも濡れているところがあるので見てもらいたいとの事でした。

数年前に下水切り替え工事を施行させていただいたお客様です。（下水切替工事）

最初に連絡をもらった時には排水漏れらしいとのお話しでしたが、水道メーターを確認したところパイロットが回っている状態でした。

埋設水道管を掘り出してみました。

継手が抜けかかって水漏れしていました。

接着痕を見るとパイプが継手に完全に差さり切れていない状態でした。

当時の施行の良し悪しの結果が、20年経ってから出てくるのが水まわりです。

ビニル管に継手を差し込む施工一つとっても、

①パイプを真っ直ぐに切断して面を取る
②パイプ外面と継手の内面に水気や土が付いて無いようにウェスで綺麗に拭き取る
③刺し代にマーキングをする
④接着剤を付けすぎないように均一に塗布する
⑤素早く継手を奥まで挿し込み抜けないように一定時間保持する
⑥樹脂同士を溶かして接着している性質上、はみ出た余分な接着剤はパイプを脆くするのでウェスでしっかり拭き取る
⑦継手に無理な応力が掛かることの無いように寸法取りを正確に行い配管する
⑧石の少ない土で管の周りを保護しながら踏み固めながら埋め戻す（※これが特に重要）

一連の工程を省くことなく確実に行うことで将来の修理を極力減らすことが出来ると思いますし、それがプロでなければなりません。

１行程１行程、真剣勝負だと思って施工しておりますので、水まわりの工事でしたら是非当店にお任せください。

Ｓ様
この度もご依頼下さり、誠に有難うございました。