今回の依頼は、洗面化粧台の交換です。
賃貸マンション退去後の更新作業でした。
少し前に別部屋の化粧台を交換させてもらったときは、化粧台の選定や部材の準備に不備がありスムーズな施工ができませんでしたので、今回は施工者目線で洗面化粧台の選定から見直していただくようアドバイスさせていただきました。
既存の給水管を外そうと工具に力を掛けると、今回も“ざわざわ”します。
壁の中の銅管が折れるイメージしか沸いてきません。
大事の前の小事だと、ボード壁を工具が挟めるだけ少し削らせていただき、給湯管の破損を防ぎました。
配管を破損させてから壁を壊し始めるのが素人で、破損させる前に壁を壊すのが玄人です。
マンションですと、階下の水濡れ被害で高額な損害賠償請求訴訟に発展するケースも耳にしますので、いつも以上に神経を使います。
都会の億ションで設備メンテナンスに日夜携われてる方は、一体どんだけのプレッシャーの中でお仕事をされているのだろうかと、ふと感じました。
今回は事前協議をしっかり行いましたのでスムーズな施工が行えました。
調査、協議、準備、連絡が満足に行えていないと物事は上手く運びません。
ろくに調べもせずに何とか成るだろうと、入念に下調べをしてから何とか成るだろうは全く別物です。
(有) Ｆ代表様
この度もご利用下さり、誠に有難うございました。
