今回の依頼は、水漏れ修理です。

凍結が原因でバルブが割れてしまったようです。

 

 

保温材が巻かれていなかったので配管内が凍り体積が膨張して破裂してしまったと考えられます。

たとえ温暖化と叫ばれてる昨今であったとしても、今シーズンのように数年置きには必ず寒波が訪れていますので、その時に備えておいてあげるのがプロ意識です。

 

 

排水の流れが悪いので、ついでに見てもらいたいと申し出がございました。

長年手入れをせずにいた、つくばいの排水が土で詰まってしまっている状態でした。

一旦敷石を取り除き綺麗にしました。

 

 

土が流れ込んだ排水管内を高圧洗浄していたら、一部貫通しない箇所がありました。

砂利も出てきたため、破損が考えられました。

お客様に説明し、問題部分を掘り上げて確認してみると、排水ビニル管が柿の根に押さえられてペッタンコです。

 

 

さすがにこれでは排水されるはずもありません。

幹はとうの昔に伐採されたようですが、とても大きな根で抜根するとなると、かなり大掛かりな作業となってしまいますので、回避させていただくことにしました。

 

 

 

今回、ついで工事の方がメインになって縦横無尽に張り巡った柿の根には苦戦を強いられましたが、綺麗にしてくれてとても嬉しいと労いのお言葉を頂け、僅かに腰の痛みが和らいだ気が致しました。

 

 

Ｍ様
この度もご依頼下さり誠にありがとうございました。