鉛製の給水管の交換にご協力ください

今回の依頼は、昭和の時代に使用された鉛製の水道管を交換する作業です。

メーター交換業務のときに鉛管が残っているのを発見したお宅です。

昭和の当時は耐震性や、メーター交換の作業性の良さの観点から、水道メーター周りを鉛製の水道管を使用するように水道管理者から指定されていました。

しかしその後、国の水質基準が改定されたこともあり、長期に使用されなかった場合など、基準値以上の鉛が溶け出す恐れがある鉛製の水道管は使用が廃止されました。

すぐに健康被害に直結するというわけではございませんが、万全を期して鉛管を使用されているご家庭には交換をさせてもらえるよう案内しております。

 

 

専用工具で水道管を挟んで水を止めるわけですが、以前こちらの近くで同じく鉛製の水道管を交換する工事で圧着したビニル管を戻している最中に割れたことがあります。

2月の寒空の中、全身ずぶ濡れになった苦い記憶が蘇ってまいりました…。

 

メーカー名は伏せておきますが、ビニル管も同じに見えて安い物ほど20年、30年と年数が経過したときに差が表れます。

内心冷や冷やでしたが、無事に違う材質の管に引き直しが終わり工事完了です。

 

 

 

 

K様
この度は鉛製の水道管の交換に、ご理解、ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。

 

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