今回の依頼は、水道管の水漏れ修理です。
水道メーターの交換にきた委託業者から、どこかで水漏れしているようなので一度、指定工事店でみてもらってくださいと告げられたようです。
どこに依頼するのが最善なのかわからなかった依頼主が、近隣の住人へ相談したところ、当店を紹介してくれたようです。
紹介してくれたお客様宅は、10年も前に水漏れで修理させてもらった方でしたが覚えていて下さり、今回紹介していただきました。
早速、調査させてもらうと、怪しそうな箇所を特定しました。
屋外が砂利敷きでコンクリート舗装ではなかったことから、取り合えず水道管を掘り出してみることにしました。
掘り上げた土がビッショリになっていましたので、水漏れ箇所はまずここで間違いないだろうと確信しました。
前にも水漏れしたことがあり、他社にて修理を行った形跡が見られます。
その時使用した補修継手から、水漏れが再発していました。
この補修継手は配管を修理するときに、接手の差し代分だけ遣り越すことができないときなどに使用されます。
便利な継手ではあるのですが弱点もあり、10年、20年、30年と経過したときに、ゴムパッキンが劣化して水漏れが再発するケースが非常に多く見られます。
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当店では極力この補修部品での修理は行わずに、多少継手は多くなってしまいますが継手を上手に返し、接着接合を原則とするように心がけております。
さらには、漏れている部分だけの継手を補修するのではなく、次に漏れてしまうかもしれない近くの継手も出来る限り更新させておきます。
そうすることにより、同じ箇所での水漏れ再発は無くなるはずです。
『前にも此の辺りで水漏れを修理したのに、また水漏れしている…。腕の悪い修理業者だな…。』
なんて事を言われて失望されることが無いように、先読みしてトラブルを未然に防いであげれる水道屋でありたいと考えております。
今までの配管が強引にこじられている状態でしたので、継手の向きを調整して配管に無理な力が掛かかることがないように配管修理をしました。
修理後はメーター器もピタリと止まり、お客様にも大変喜んでいただき、これにて修理完了です。
N様
この度はご紹介ありがとうございました。
T様
この度はご依頼くださり誠にありがとうございました。