下水切替工事をお願いしたい〜その2〜

下水切替工事2日目の進捗と、既設配管の切り替え作業風景です。

 

 

配管切り替え作業と同時進行で、小型合併処理浄化槽を解体する前の抜き取りを、汲み取り清掃業者に作業していただきました。

 

 

一日の作業終了時には仮でも全ての排水を使えるようにしていきますので、通常通りの生活をしていただけます。

 

 

排水が阻害なく流れるように規定の数値になるように配管勾配を取り、排水桝も傾かないように水平に設置させることで桝内の勾配が取れるように商品は設計されていますので、それに従います。

配管の通りを家の基礎から寸法を計測して、平行になるように合わせることもしていきます。

今回の現場もそうでしたが、水道管が排水桝に干渉してしまうことは多々あります。

工事前の段階では、水道管やガス管が何処に埋設されているか不明なので止むを得ないわけです。

その際は排水管をメインに考え、水道管を邪魔にならない箇所に切り回すわけですが、これも基礎から計測して通りを揃えることで、将来の修理時やリフォームの時にどの辺りに水道管が埋設されているか大凡の検討を付けることができるように配慮しておきます。

それから埋め戻しが不十分ですと、10年後20年後に土圧による沈下で曲がり等の接手が割れたりするので、配管まわりは浮いているところが無いようによく突き固めながら埋め戻していきます。

下水切替工事の時の埋め戻し方が雑なせいで、数年経過してから水道管の接手がひび割れて漏水してしまう事例も少なくないので、水道管は特に丁寧に埋め戻しを行っています。

丁寧に施工しようとすれば、手間が増えて時間がかかるもので、安くて早い事が良いばかりではありません。

3社以上見積もりを取って工事価格が高くても、必ずしも良い仕事をしてくれるとも限りません。

現場での物作りは千差万別、多種多様、各社均一な商品を提供しているわけではございません。

日々の情報発信を通して当店を信頼していただき、水まわりのご用命がございましたらお任せいただければ幸いです。

 

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