今回の依頼は、3年前に知り合いを通じて緊急で浴室の水栓を交換させてもらったお客様からです。
水栓の止まりが悪く、一晩で桶一杯の水が溜まるそうです。
一年ほど前にガス工事店で給湯器を交換した後に、真っ赤な水が暫く出てきて、それから水栓のハンドル操作が重くなってしまったとのことです。
まだ3年しか経過してないため使用に伴う摩耗ではなく、鉄錆びが切り替え弁ユニットに入り込んで内部に傷を作ってしまったのではないかと考えられます。
切り替え弁ユニットを新しくすれば一時的に直りはしますが、配管の錆で再発が心配されます。
10年ほど前に他社で配管の引き直しをしてもらったようですが、浴室だけは古い管のままでした。
この度、古い配管部分まで新しくして貰いたいとお任せくださいました。
古い鉄管を取り除き、樹脂管にて引き直しを行いました。
防水パテが完全に固まるまでには丸一日必要になりますので、コンクリートビス併用での固定としています。
パテを使用することで、接手の強固な固定と同時にタイル壁裏への水の侵入を防ぐことを目的としています。
はみ出たパテを綺麗に取り除いた後に、外部の配管接続となります。
下の画像は別現場の他社が施工したものですが、樹脂管や継手が日晒しで劣化しているものを多く見かけます。
近年、特に温暖化の影響で地球環境が激変しておりますので、当店では紫外線対策を軽視せずに施工後30年以上水漏れさせない工事店であることを目標に掲げています。
見た目に美しく、高耐久な設備を適正価格で提供していくことが信念です。
最後に浴室水栓の切り替え弁ユニットを交換して作業完了です。
S様
この度もご依頼ありがとうございました。