今回の依頼は、水道管の水漏れ修理です。

何処で漏れているか分からないが、水道料金が高くなったのでみてもらいたいとのことでした。

一年程前に他社にて水漏れ修理をしてもらったとのことでした。

前回の水漏れ調査時に掘削して切り分けを行った際に補修した継手の締め込みが甘く、今回はそこから水漏れしていました。

この接手はゴムで止水させているため、施工者の技術的要素が影響するばかりか、20年、30年経過してゴムの弾性が劣化したときに水漏れしだす事例が多発しています。

便利な継手ではありますが、使用場所と用途を限定しないと水漏れを発生させてしまう部品にも成り得ます。

水漏れを直しに来ている者が、後々水漏れを発生させてしまうような時限爆弾を設置していくのは信用問題に関わり、プロフェッショナルであるならば部材の性質をよく考慮して使用するべきであると考えます。

水漏れ箇所を補修するも、漏水調査では判断できない僅かな水漏れが残ってしまいました。

土間を見渡す限り、他社が行ったであろう補修痕が数カ所みられましたので、同じ部材を使っていることが予想されます。

同じような状態で漏れているのか、はたまた別の個所で漏れているのかは分かりませんが、あちこち掘り返して作業費が高く付くのもお気の毒ですし、年末で多忙でもあることから、こちらは暫く様子をみていただくことでご了承いただき、一旦離脱とさせていただきました。

紹介者　Ｙ様
この度はご紹介ありがとうございました。
K様
この度はご依頼ありがとうございました。