井戸水算定用メーターを交換してもらいたい

今回の依頼は、井戸水を使用しているご家庭で、下水道へ流している使用量を算定するためのメーターの交換作業です。

役所からの依頼です。

数年前に役所の委託で他社が交換しようとしたところ、「ちょっと怖くて手が出せない」と、設備の老朽を理由に交換を中断されたようです。

役所の担当とお家の方とで連絡を取り合って、当店が出入りの業者だと聞いてメーターの交換を打診してきました。

当店の先代が昭和49年に井戸を鑿掘して、その時に設備したポンプ設備になりますので48年経過しています。

水中ポンプは一度交換していて、平成14年の下水切替工事のときに井戸水算定用のメーター器を役所の指示で設置させました。

圧力タンクの底も水漏れしていて、何時底が抜けてもおかしくない劣化具合でした。

この状態でメーター交換作業を行い配管に無理な力が加わって、圧力タンクの接続口がもげてしまったらと考えると…。

そうなると、修理は不可能で圧力タンクや配管を更新しなければいけなくなるのですが、お客様負担で更新費用が発生してしまうばかりか、圧力タンクの納品に最低でも1ヶ月は要していて直ぐに間に合わず、とてもリスクが高いです…。

そのような諸事情から面倒なことになりそうなので心情的に「ちょっと怖くて手が出せない」ということでしょう。

本来なら8年を超えない期間でメーターを交換をしなければいけないのですが、検定満了期間が平成20年4月となっていますので10年以上交換を放置されている状態です。

下水道使用料金を徴収している以上、古い検定が過ぎたメーターではお世話になっているお客様にも不利益が生じてはいけませんので、交換をお受けすることにいたしました。

 

 

 

人の道には嫌でもやらなければならない岐路に立たされる時が幾度かあります。

そんな時は、アントニオ猪木さんの名言に背中を押してもらい、臆せず闘魂魂を燃やすようにしています。

 

この道を行けばどうなるものか、

危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、

踏み出せばその一足が道になり、その一足が道となる。

迷わず行けよ 行けばわかるさ

 

 

人は必ずミスをする生き物ですから、失敗することを恐れずにチャレンジしていきましょう!

一生懸命真剣にやって失敗してしまったら、それはそれで仕方がないことなのでリカバリーに誠心誠意努めれば良いことです。

成功したときより失敗したときほど学ぶものは多く、飛躍的に成長できるものです。

 

 

 

メーター器の交換は無事に完了です。

そんなに先ではない時期に圧力タンクの寿命がくると考えられますが、ご商売されているお客様も高齢のため井戸水を辞めて上水道に切り替えをご検討のようです。

少しでも長く持ち堪えてくれることを願っております。

 

U 代表様
この度もご依頼頂き、誠に有難うございました。

 

 

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